斜面に広がるカタクリの絨毯。無数の春の妖精が陽を浴びて輝いていた。
涼やかな音を立てて流れ落ちる多伎神社の不動滝。木漏れ陽を浴びて輝いていた。
海に沿うように奥へ続く細い道。海辺にある多伎神社への参道。義経伝説も残る、海の女神を祭る社へ。
花に誘われるように登ってきた高内山。山頂から見える日本海が春の光に照らされて輝いていた。
山道沿いにカタクリの花が道先案内のようにずっと続いていた。花に誘われて春の山歩き。目指すは山頂にある城跡。
雪解けとともに顔を出し、湿地を白く埋め尽くすミズバショウ。その中に木道が続いている。朝の光が気持ちいい。
夕暮れの森を歩いていくと、ヤマザクラが咲き始めていた。静かに始まる森の春。
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