車のナビでは道路が表示されないような山の中。
道路脇に立っている「のぼり旗」を頼りに、曲がりくねった細い山道を進んでいく。
道の分かれ目になると、のぼり旗が「こっちだよ」と言うように曲がる方向に立っている。
導かれるように、のどかな里山をくねくねくねくね進んでいくと。
こんな山の上に、かわいい棚田が現れた。
周りを木々や山々に囲まれて、まるで舞台のようだ。とても気持ちいいロケーション。
道路から見下ろせる棚田におにぎりが笑っている。
十日町市松之山下布川地区。
東京のごはん専門店が企画して、地元の人たちの協力のもと、古代米を使って数年前から作っている棚田アート。
モチーフのおにぎりは毎年一個ずつ増やしているらしいので、たぶん今年は5年目。
しばし美しい里山の風景を楽しんで、また、くねくねと帰路に着いた。
十日町市松之山下布川地区 おひつ膳田んぼ