いよいよ紅葉シーズンがやってきた。
今年は新型コロナや頻繁に出没する熊のニュースなどで、なんだか出かけにくいムードだが、
今年最初の紅葉を見たくて、妙高市の笹ヶ峰高原へ。
標高1,300mに広がる高原は、県内でも早く色づく紅葉スポット。
妙高ICを下りて、くねくねとした狭い道を走って高度を上げていく。
登るにつれて、少しずつ木々が色づいてきた。
まずは、牧場に向かう途中にある仙人池へ。
以前は、ほとんどの車が素通りしていたのだが、だんだん人気スポットになってきた。
駐車スペースが限られているので、混んでいる時は停めるのが難しい。
静かに散策できる美しい池です。
車道から下りていくと、木々の向こうに綺麗な水面が見えてくる。
さて今年はどうかな〜と、いつもワクワクして歩く道。
色づきは、最盛期までもう一息というところ。
例年であれば今頃はもっと鮮やかなのだが、今年の紅葉は少し遅いようだ。
かと思えば、葉がかなり散っている木もある。
ここに限ったことではないが、最近、完全に色づく前に落葉してしまう木が増えているような…。
ちょっと気になっている。
仙人池の標高は1,340ｍ。
池のほとりの遊歩道でぐるっと回れる。 一周500mくらいの気持ちいい道だ。
流れ込む川も流れ出す川も見当たらない不思議な池。
風が止まると紅葉が水に映り込んで美しい。
大きな石に生えたフワフワな苔の中に小さなキノコを見つけた。
最初は青空が見えたが、だんだん雲がかかって空がすっかり白くなってしまった。
うーん、ちょっと残念。でも今年最初の紅葉を見れた。
さて、牧場に向かおう。
