鳥のさえずりを聴きながら、池の反対側へ。
光の向きも変わって、対岸とはまた違った雰囲気の景色を楽しみながら。
おー、あのウイスキーはこの木で作った樽で寝かせるんだ、と妙な親近感。
わざわざ日本の木材を使って、日本人好みのテイストに仕上げたスコッチウイスキー「シーバスリーガル ミズナラ」。
通常タイプより、ちょっと繊細でなめらかな味わい。3,000円台でお求めになれます。
お近くの酒屋さん、スーパーなどで。(※メーカーとは一切関係ありません)
水と空と落ち葉。あんまり綺麗なので、つい多めにシャッターを切ってしまう。
綺麗なものを見つけて、ファインダーを覗いている時がカメラ散歩の至福の時間。
途中、遊歩道は水辺から少しそれて杉林の中を通る。
池からの出水口。 実は御鹿池は自然の池ではなく農業用のため池。
後でわかったのだが、長野県が作成した「信州ため池カード」なるものがあるらしい。
大座法師池、霊仙寺湖(飯綱高原)、鏡池、小鳥ヶ池(戸隠)、竜ヶ池(須坂市臥竜公園)、
大池(千曲市)、御鹿池(信濃町)、大洞大池(小川村)の8種類。
どの池もカメラを持って出かけたくなる、そうそうたる顔ぶれ。
数量限定で既に品切れのものもある中で、御鹿池カードの残数が一番多いらしい…。がんばれ御鹿池。
黒姫童話館で配布しているので、興味ある方はお急ぎください。(※長野県農地整備課とは一切関係ありません)
さて、池も一周したし、そろそろ帰ろう。
少しだけ遠回りして、来た時とは違う道で童話館まで戻る。
熊除けの鐘。 やっぱり出るんですね…
童話館に戻り駐車場へ向かって歩いていると、先ほどの絵画のグループが何やら集まっていた。(前記事参照)
先生らしき人が皆の作品を並べて、今日の成果を講評しているようだ。
かなり上手い絵が並んでいる中で、一番端っこに見覚えのある絵があった。
池に向かう途中で、年配の男性が嬉しそうに見せてくれた、あの絵だ。
上手く言葉を選びながら順番に解説していた先生も、
この絵にどんな言葉をかけたら良いものか、少し困っているようだった…
でも私は知っている。
さっき見た作者本人の満面の笑みが、この絵の価値だ。
素晴らしい写真じゃなくたって、それを撮っている時の自分が笑顔だったかが大切なのだ。(ん?)
「芸術の秋」ってそういうことなのだ。(んん?)
新型コロナ感染防止のため遠出を控えていたので、今年になって初めて県外に出た。(ほんの数キロだけど)
黒姫高原の秋を楽しめた一日だった。