息を呑むような紅葉の水鏡。糸魚川市の山の奥に美しい池がある。
標高1,090mにある白池（しらいけ）は、県内でも早く紅葉を楽しめる場所。
新潟県と長野県の県境に近く、
白馬岳方面の登山口にもなっている蓮華温泉に向かって狭いくねくね道を上がっていくと、
景色が突然開け、大きな池が現れる。
白馬大池火山から出た溶岩流のくぼ地にできた池で、
こんなに美しいところなのに、山中のせいか人が押し寄せることもなく静かだ。
きれいなトイレもある駐車場に車を止め、時計回りに散策スタート。
池のまわりの遊歩道は一周約1km。ブナの木に囲まれた清々しい道だ。
この日は風が吹いたり止んだり。
風が止まると、すーっと綺麗な水鏡に。
見る場所によって池の表情が変わるので、歩いていても飽きない。
途中にあるウッドデッキから見る景色は、時間を忘れる美しさ。
あっちを見てもこっちを見ても美しいので、シャッターを切ってしまう。
カシャ！ あれ、このアングルさっきも撮ったかな、ま、いいか、カシャ！ の繰り返し…
ということで、後半へ続きます。
