ブナの木の隙間から見える美しい紅葉。
ここは美女林と名付けられた、訪れる人も少ない静かなブナ林。
銀山平キャンプ場の脇に広がるブナ林。
十日町の美人林の名にあやかったのかどうかはわからないが、美女林と呼ばれている。
美人林ほど有名ではないので、ブナ林の遊歩道を独り占め。静かに散策できる。
美女林へは、銀山平遊覧船乗船口の向かい側の急な階段を登っていく。
階段の上の広場にある公家装束姿の尾瀬三郎の像。
平清盛と一人の女性をめぐる争いに敗れ、都を追われこの地に流れ着き、
尾瀬ヶ原や尾瀬沼の発見者と語り伝えられる人物。
色づく林の中へ。光に輝いて美しい。
端正な美しさの美人林と違って、美女林は山の中の雑木林的な雰囲気。
でも、天然のブナ林という感じで、これはこれで楽しい。
奥の方は少し登り坂。 ここは遊歩道でぐるっと一周できる。
斜面を登りきると、木々の向こうに奥只見湖が。
対岸の紅葉が美しい。
遊歩道はけっこう急な下り道に。入り口付近で最初来た道に合流する。
モミジもあって、赤い色が陽に映えていた。
奥只見ダムのような絶景もいいが、静かに散策するってやっぱりいいなあと思う。
そのかわり、やたらと熊鈴を鳴らしながらでしたが…