NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

渓谷の秋  五十沢渓谷 ①

 

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ゴーゴーと音を響かせて流れる川に色づいた葉が彩りを添える。
切り立つ山に挟まれた秋の渓谷を歩いた。

 

南魚沼市のしゃくなげ湖の上流部分、三国川(さぐりがわ)に2つの川が合流する十字峡。
川筋がちょうど十字の形に見えることから、その名がついた。
その十字峡から、三国川上流へ続く美しい渓谷が、五十沢(いかざわ)渓谷だ。
紅葉に彩られた溪谷沿いの遊歩道を歩いていく。

 

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歩き始めてすぐ目に入るのは、まるで遊歩道の門のような巨大な岩。紅葉も見頃のようだ。

 

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澄み切った水の流れ。エメラルドグリーンの川底が美しい。

 

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10分ほど歩くと見えてくるのが「虹の滝」。山肌から流れ落ちる水が、何本もの細い糸の様に滑り落ちていて、
その名の通り虹が見える滝なんだとか。この日は見れなかった。

 

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向かいの山に陽が射すと、川面が黄金色に輝く。この写真、ビールを注いだジョッキみたい!?

 

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色づいた木々を見上げたり、川にかかる葉っぱを見下ろしたり。
ちょっと歩くと見え方も変わるので、なかなか先に進まない。まあ、のんびり行こう。

 

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川の流れの速さを考えれば、道を登っているはずなのだが、なだらかでほとんど苦にならない。
というより、きれいなものを見つけては立ち止まってしまうので気付かない、と言うのが正解。

 

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似たような景色がずっと続くのだが、不思議と奥へ奥へと進んでしまう。
多分、引き返すきっかけになるような目立った場所がないのと、やっぱり気持ちがいいからなんだろう。

 

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歩き始めて約2km。 崩れてきたのか、流れてきたのか、巨大な岩が重なる場所。
隙間を水がゴーゴーと音を立てて流れている。
その向こうに、小さな橋が見えてきた。いつも引き返す目印にしている橋だ。

 

というわけで、後半へ続く。