NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

散りてなお ④ 〜国上寺〜

 

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枝から離れ、池に落ちたモミジの葉。
地面に落ちた葉はそのまま土に戻っていくが、水の上ではゆらゆらと動くことができる。
自由で気持ち良さそうにも見えるし、寒そうに身を寄せ合っているようにも見える。
「散りてなお」ファイナルです。

 

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晩秋の国上寺(燕市)。

見頃の時期でも比較的ゆっくりと散策できる国上寺。
落葉の頃になると訪れる人はめっきり減って、境内は静寂に包まれる。
この時期、枝だけになった木は寂しく感じるが、境内の池に落ちたモミジを見るのが密かな楽しみ。

 

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偶然が作ったデザインにしばし見とれる。時間とともに少しずつ変わっていく模様。

 

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風で折れてしまったのか、池の上に枝が顔を出していた。

 

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青々とした葉に赤やオレンジの飾り付け。

 

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寂しい風景のなか、足元だけとても華やか。

 

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国上寺から麓へ続く道。ここもすっかり晩秋の静けさ。

 

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雨に打たれ、風に飛ばされ、雪に埋もれて、土に戻っていく葉っぱ。
今だけの赤。

 

今年も美しく色づいてくれた葉っぱたちに感謝。
来年の秋、また会えるのを楽しみに。

 

今年の紅葉の記事は、今回で終わり。(こう書かないと続けてしまいそう)
秋はどこを見ても美しくてきりがないので、強制終了です。

 

もうすぐ師走も終わるこんな時期まで、
赤や黄色の写真にお付き合いいただき、ありがとうございました。