3月になり、新潟で冬を過ごした白鳥も、また旅立ちの季節がきた。
もうすぐ見れなくなる白鳥の舞う風景を少し。
新潟県には毎年たくさんの白鳥がやってくる。
中でも新潟市は、飛来するコハクチョウの数が全国一位だそうだ。
環境の良い水辺がたくさんあるので、毎年1万羽を超える数がやってくる。
福島潟、鳥屋野潟、佐潟など、素晴らしい越冬地が目白押し。
ここ西蒲区の上堰潟公園もそのひとつ。
カモなどの小さな水鳥は、その場からすぐ飛び立てるが、
大きく重い白鳥は、バシャバシャと数十メートルの助走がないと離陸できない。
でも、いったん飛んでしまえば、白く大きな姿はとても優雅で美しい。
全身に風を受け、滑空しながら降りてくる姿は、
長野五輪で金メダルを獲ったスキージャンプの「日の丸飛行隊」のよう!(古い)
公園のまわりでは、きれいな隊列はあまり見れないが、それでもやっぱり並んだ感じで飛んでくる。
長い旅をする時は美しいV字型。一番先頭は体力のあるリーダーが務めるらしい。
器用な寝姿。ちょっとかわいい。
首を寝違えるとか、無いのだろうか。
まあ、最高級の羽毛を贅沢に使用しているので、快適な睡眠は約束されてるか。
白鳥はカップルになったら生涯一緒。家族も一緒。
田んぼで餌を食べている数羽のグループを見かけたら、たぶんそれは家族。
公園から望む弥彦山をバックに飛ぶ白鳥。
冬になると、白鳥が身近にいることが当たり前のようになっているが、
よく見ると、やっぱり美しい鳥だなあ。