新潟市西蒲区の上堰潟公園は、
白鳥ばかりでなく、一年を通して多くの水鳥たちが過ごす楽園。
陽を浴びて輝く水面に浮かぶ鳥たち。
気持ちいい風景を見ながら、池のまわりを一周できる。
この公園の脇には、農業用水として使われている西山川という川が流れている。
公園の大きな池は、大雨の時に水をためておき、この川が溢れるのを防ぐ役割がある。
「洪水調整池」というらしい。
その池が今、水鳥の楽園になり、人々の憩いの場になっている。
「鳥獣保護区」とは、鳥獣の捕獲を禁止、
生息環境を保全・管理・整備して、保護繁殖を図るエリアのこと。
池のまわりはきれいに整備され、
水鳥たちの姿を見ながら歩く、1周2kmの遊歩道はとても気持ちがいい。
公園の正面には標高481.7mの角田山。
新潟県内の山々に自生する草木のほとんどを観察できると言われ、
春には、雪割草やカタクリなどが咲く花の山。
バラエティに富んだ登山道が7つもあり、最近は県外から訪れる人も多い。
池のまわりを歩いていると、春の気配があちこちに。
もうすぐ桜や菜の花の季節。
公園は美しい色に埋め尽くされる。 待ち遠しい。