さて、村岡城址を後にして六万部塚方向に進んでいく。
道沿いに咲く花を楽しみながらゆっくり歩こう。（ゆっくりすぎる）
六万部塚方向へは一本道。看板も設置されているので迷いようがない。
気持ちのいい遊歩道。
少し登り坂だが気にならない。花を見つけては立ち止まってしまうから。
雪割草は、北陸地方以北の本州日本海側に分布し、
里山の雑木林や山地の林に自生する花。
思いのほか限られた地域でしか見れない。
なんと新潟県は、代表的な雪割草、オオミスミソウの国内最大の自生地！
県の草花にも指定されている。
雪解け時期の里山ではあちこちで見かけるので、
それほど珍しい花ではないとずっと思っていた。
わざわざ県外から、この花を見るためにやってくる人もいると知った時は少し驚いたものだが、
新潟は恵まれた場所だったんですね。
雪割草の他にも春の花が。
色は優しく形は元気なショウジョウバカマ。
陽を浴びて、きれいに開いたキクザキイチゲ。
他の植物園などと違って、ここでは珍しい種類はほとんど見られない。
自生する雪割草は、最も一般的なオオミスミソウがほとんど。
でも、ホントに同じ種類？ というくらい、色も形も大きさも様々。
歩いていても飽きない美しい花だ。
林に中にひっそりと。
雪割草より少し遅れて咲くカタクリ。
日当たりのいい場所では、もうかなり咲いていた。
ベンチのあるこの分岐を右に曲がれば、六万部塚はもうすぐ。
でも、この杉林がまた好きな場所なので、すんなりいかない。
また時間がかかりそう…
というわけで、その先へ続く。
