まだ残っている桜を求めて山の中のダムへ。
半分散ってはいたが、水辺を歩くのはやっぱり気持ちがいい。
春になれば、例年なら福島や長野にも桜を見に出かけるところ。
でも感染防止のため去年からずっと県外へは出てないし、なるべく近くて人の少ない場所に行くようにしている。
まあ、近場でもいいスポットはあるのでけっこう楽しめたが、
その桜もあっという間に散ってしまった…
今年の桜は終わりか、寂しいな… いや、山間部の桜はまだ残っているかも… と思い立って、
南魚沼市の大崎ダム公園へ。天気もいい!
ダムと言っても山奥にあるわけではなく、市街地からそう遠くない。
小さいダムだが、まわりは公園として整備されていて、約200本の桜が植えられている。
ここに向かう道中、街の桜はほとんど散っていたので不安だったが、
到着してみると、まだ半分くらい残ってくれていた。よかった…
でも少しの風で、どんどん散ってくる。 ま、待ってくれ〜!
舞ってくれ〜じゃなくて… (きれいだけど…)
いつもこの時期になると、湖の上にはたくさんの鯉のぼりが飾られる。
でも今年はコロナの影響か、飾られていなかった。
これが本来の風景なのだろうが、ちょっと寂しい感じがする。
ほとりにある休憩所は閉まっていた。
でも天気がいいので気持ちは晴れやか。新緑の山もきれいだ。
青空の下、湖の周りの道を進んでいく。
途中にある碑。この道を上がって行くとキャンプ場があるらしい。
水辺の桜って、いいです。
満開だったらきれいだろうな〜
斜面にはショウジョウバカマ。
この日は平日だったせいか、天気がいいのに誰もいない。
聞こえるのは、鳥のさえずりと私のクマ鈴だけ…
見えてきたのは「憩の広場」。
新緑がまぶしい。
広場の看板によると、
昭和54年にダムが完成してから、地元の方々が手づくり公園として整備してきたらしい。
それが緑化推進運動の模範として国から表彰されたそう。素晴らしい。
表彰を祝って、広場の真ん中に歌碑が建てられている。
刻まれているのは「大崎小唄」という地元の民謡の歌詞。(写っているのはウラですが…)
広場の奥の砂防ダム。
きれいな水が湖に流れこんでいる。
もう花から葉へバトンタッチ。
今回で桜も見納めかな… と思いながら、
憩の広場の先にある東屋までやってきた。
まわりにはまだ雪が残っている。 ちょっと休憩。 のんびり行こう。
後半へ続く。