だんだん気温も上がってくると、水辺が恋しくなってくる。
水が見たくなって、ふらっと大好きな池へ。
天気がいいので、お気に入りの池を散歩。
水鏡を少し期待していたのだが、あいにくこの日は風があって、池に着いてみると水面は波立っていた。
うう、風め…
でも新緑もきれいだし、風もなんだか心地よい。
池のまわりを一周する遊歩道を歩いていく。緑がまぶしい。
緑の中に紫色のフジがきれい。
歩いていくと、あちこちにタニウツギも。
優しいピンク色に癒される。
水辺に行く時は、やっぱり水鏡を期待してしまう。
鏡のような水面に山や空が映り込む風景を見ていると、心が澄んでいく気がする。
でもそれは、風がない時しか見れない。
今日みたいな風の日は、揺れる水面を楽しむことにしよう。
光と影がゆらゆらと動き続ける様子は、風がなければ見れない美しさ…
ちょっと池に近づいて水を観察。
同じ場所にいても、ちょっと見る方向を変えるだけでいろいろな表情が見れる。
動き続ける光と影。
水面に顔を出している木。目の錯覚で、少しずつ動いているように見えてくる。
日向と日陰、日の当たる角度、映る色、ゆらゆら変わる水の模様。
風の日は、水の近くがおもしろい。
歩いていくと、青空に映える真っ赤なモミジが。これって秋になると、どうなるんでしょう…
ちょっと広い場所に、イチョウが並んで植えられている。
まだ木も小さく、日当たりがいい草むらには、春の草花が繁っていた。
つい「雑草」と言ってしまうが、ひとつひとつにちゃんと名前はある。知らないけど…
ここは自然の池ではないが、水は澄んでいて気持ちがいい。
まだ池の半分くらい。
ここから先は、池のほとりに高い木々が多くなって、好きなゾーンだ。
続く…