天気のいい日、2つの大きな池にまたがるきれいな公園へ。
水と森の爽やかな景色を楽しみながら、気持ちいい時間を過ごした。
この素敵な名前の公園は、鵜ノ池と朝日池という2つの大きな池にまたがる豊かな自然の中にある。
県立の公園だけあって園内はきれいに整備されていて、
アップダウンがほとんどない遊歩道は、景色を見ながらのんびり歩くにはもってこい。
広い公園は7つのゾーンに区切られていて、それぞれ違った表情を楽しめる。
芝生広場のまわりをアーチを描くように建つ、「エントランスゾーン」の回廊。木の風合いがいい。
杉林の中の舗装された道を行く「自然観察園ゾーン」。
この日は日差しが強くて9月にしては暑い日だったが、高い木に覆われた日陰の道はとても快適。
木漏れ日の中を歩いていく。
杉以外にも、いろいろな種類の木がある。 木々の隙間から光が差し込んで。
木漏れ日のスポットライト。
この光景を見て、丸い光が床をグルグル照らす昭和の人気歌番組「ザ・ベストテン」を思い出してしまう私。古い…
キラ星のように登場するスターをワクワクしながら見てました。
生放送をテンポよく進行する黒柳さん、久米さんは名コンビでしたね。
話が脱線したが、道は一本。 先に進もう。
道は「潟の里ゾーン」へ。
プールのような池が並んでいるが、前は養鯉場だったらしい。
水が近く明るいエリアで、たくさんのトンボやチョウが飛び回っていた。
池のほとりで写真を撮っていると、
バシャッ!っと、足元で水しぶきが上がって、大きな魚が逃げて行った。
ライギョのようだ。写真ではわかりづらいが、かなりの大物で、悠々と泳いでいく。
虫、小魚、カエルはもちろん、鳥の雛やネズミまで食べてしまうという要注意外来生物。
この池では敵なしだろうな。 っていうか、エサ残ってる?
きれいな竹林の前を進んでいくと、見晴らしのいい東屋に到着。
目の前に広がる鵜ノ池を眺めながらひと休み。 風が通って気持ちいい。
休憩中のシオカラトンボ。そーっと近づいて。
道の脇に変わった地層が…
案内板によると、これは「いくじ」と呼ばれる数万年前の古い砂丘の層だそうだ。
太古の砂のミルフィーユ。
進んでいくと、ナスに似た花が道の脇一面を覆っていた…
「ナスじゃねえよ。俺たちゃ人呼んで、悪なすび。
抜いたって無駄無駄。トゲで怪我しても知らねえぜ! それにな、実に毒を仕込んでるのよ… へっへっ… 」
こんな名前を勝手につけられて、みてみて! なんてさらされて… そりゃグレるよ…
なかなか綺麗な花だとおじさんは思うぞ。
自然観察園ゾーン、潟の里ゾーンと歩いてきて、
道は、鵜ノ池に囲まれた半島状の台地「歴史ゾーン」へ入っていく。
エリアによって表情が違うので、この公園はおもしろい。
また長くなってしまったので、続く…