ゾーンごとに表情が変わる「大潟水と森公園」。
帰り道も、また違った景色を楽しみながらてくてくと。
木漏れ日に照らされた遊歩道。緑の斑模様。
セミ達はずっと鳴きっぱなし。そこ知れぬパワー。
駐車場やトイレもある広い芝生広場。
都会だったら人が集まりそうな場所なのだが、誰もいなかった。
青空の下、芝生の緑がきれいだった。
帰りは、水上回廊を渡って「お休み広場ゾーン」そして「自然体験楽校ゾーン」の方へ。
鵜ノ池の上を渡る水上回廊。爽快だ。
この公園の素晴らしいところは、
一部を除いて、公園内のほとんどを車椅子でも回れるところ。
比較的平坦ということもあって、誰でも気軽にこんな風景を楽しめる。
セミも多かったが、クモもあちこちで見かけた。トンボや蝶も多いしね。
水上回廊を渡りきると、立派な炊事棟が見えてくる。
ここは「お休み広場ゾーン」。 芝生が広がって、ピクニックや自然学習にもってこいの場所。
2つ目の水上回廊を渡る。きれいな花がたくさん咲いていた。
葉の影でじっとしていたカタツムリ。今日は陽射しが強いからなあ。
木々の向こうに青く広がる鵜ノ池。
花は終わっているが、水面に見えるのは、この池に咲くという白い蓮だろうか。
水上回廊を渡りきって最後は「自然体験楽校ゾーン」。
屋上付きの立派な休憩施設や芝生広場がある。
こんなに綺麗な公園なのに、2時間半ほど歩いたがほとんど人と会わなかった。
どのゾーンも清々しくて、蝉時雨のなか晴々とした気持ちになった。
そろそろ帰ろう。
カッパさん、(「ようこそ」って書いてあるけど)さようなら。
と、駐車場へ向かうが、
いつものように地図を見ないで勘を頼りに進むものだから、公園を外れて一般道に出てしまった!
ジリジリと太陽が照りつける中、アスファルトの道路を歩くはめに。
不思議なもので、写真を撮りながら遊歩道を歩いている時は感じなかった疲れがいきなり襲ってきて、
駐車場までの数百メートルがやたら長く感じた…
人はやっぱり「気持ち」で動く生き物なんだ、と妙に納得した帰り道だった。