公園の通路に何かぶら下がっていて、つい足が止まった。
アーケードに巻きついた植物がいろんな実をつけていた。よく見るとこれもおもしろい。
いろいろな実。
花のような見映えはないので、足を止める人は少なかったが、これも植物の立派な姿。
そもそも、どの植物もこうなるために美しい花を咲かせるようなもの。
それに、美味しくいただけるありがたい自然の恵み。
この公園では脇役だが、食卓では主役です。(食べたらアカンのもありますが)
目が止まったのはヘビウリの実。
大きくまっすぐなものもあれば、ヘビにしか見えないものも。
グネグネしたものは、お世辞にも美味しそうとは言えないが、これでなかなか栄養価が高いのだとか。
実の形もいろいろ。これは動物の顔のよう。
フォックスフェイスだろうか? 私はキリンに見えるのだが…
赤い実が美味しそうに見えてしまうが、これは食べれるかは疑問…
花もいろいろなら、実もいろいろ。それぞれの個性が実を結ぶ。人生も同じ… なんてね。
この越後丘陵公園の秋の主役はやっぱりバラやコスモス。
それを目当てにたくさんの人が訪れている。
でも、それ以外の花もたくさん咲いていた。そんな花たちも少しだけ。
シュウメイギクが綺麗に咲いていた。
こうしてたくさん咲いている様子もいいが、
季節感があって、一枝、二枝でも美しく見えるこの花は、茶会の席などで飾られることが多いらしい。
「和」にも「洋」にも見える不思議な花。
幾何学的な自然の造形。花は色も形も様々です。
多くの種類の花を楽しめた越後丘陵公園。 この日の散歩はこれにて終了。
この公園は国営というだけあって、いくつものエリアがあってとても広い。
今回歩いたのは、そのほんの一部でしかないが、季節の植物をたくさん楽しめた秋の日でした。