久しぶりに訪れたため池。以前と変わらない様子にほっとした。
水が少なかったので、土の上を歩いて水の近くへ。 前回の続きです。
水際で揺れる水面を眺める。
空の青と森の緑がゆらゆらと動き続ける様子はずっと見ていられる。
水面に頭を出している小さな草や木。
ちょっと水かさが増せば見えなくなってしまうもの。
ピッカピカの堰になった池。これからもこの水がたくさんの田んぼを潤してくれるでしょう。
ここは観光スポットでもない農業用のため池なので、目の覚めるような絶景はない。
でも、森や水に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごせる。
そんな居心地の良さがあって、私にはここの景色がとても美しく感じられる。
堰の近くの木はわずかに切られたものもあるようだが、
まわりの様子は工事前とほとんど変わってなかった。小さな花や草もそのまま。
子供の頃「バカノミ」と呼んでいた、服にくっつく実。
これくらいの状態なら、投げ合って遊ぶのは楽しいが、
もう少し時間が経って、実がバラバラになってくるとかなり厄介。
そんな原っぱを毛糸のセーターなんかで走り回ったら、もう大変! 後で一本一本取るはめに。
背中についた実を友達と取りっこしてました。(全部取らないとチクチク痛い)
堰の近くの東屋はそのままだった。いつものように休憩〜。
新しくなった堰。まだ通れないのでここでUターン。今来た道を逆戻り。
帰り道で見つけた柿の実。
以前は池のほとりに、ほとんど枝だけの古い柿の木があって、池をバックに実がなっている姿が美しかった。
柿と並ぶ秋の味覚、栗。
久しぶりに歩くことができた弁天池。以前と変わらず静かで癒された。
さて、次はすぐ隣にあるもう一つの池、長仙坊池へ。
続く…