秋晴れの日、色づいた木々の中を歩く道。
ここは山々に囲まれた自然豊かな森。その先には美しい池が待っている。
先日、NHK「ブラタモリ」のフォッサマグナの回で、この根知の集落が舞台になった。
日本列島がどうして現在の形になったかを知る手がかりになる大断層が通っている糸魚川。
前々から「なんで糸魚川に来ないのかなあ」「タモリさん、絶対好きそうだがなあ」と思っていたが、
ようやく、というかやっぱり登場!
山あいの小さな根知集落には、
日本列島を東西真っ二つに分ける大断層「糸魚川-静岡構造線(通称:糸静線)」が通っている。
タモリさんは、ちょうど断層をまたぐように建っている根知の酒蔵で、
その地質の違いから、同じ家にある2つの井戸の水質が違うことに驚いていた。
それ以外にも断層の痕跡を次々と目の当たりにして「根知、すごいな!」とご満悦。
しろ池の森は、集落からさらに山の奥にある。
自然に包まれた大好きな場所だが、紅葉の季節に歩くのは初めて。
「ブラタモリ」の収録日はあいにくの雨で気の毒だったが、この日は秋晴れ!
気持ちのいい青空が広がっていた。
美しい景色が望めるキャンプ場もあり、立派な管理棟「原の館」が建っている。
森の奥にある「しろ池」までは、ここから舗装された道(車両は入れない)でも行けるが、
いつものように、森の中の遊歩道「どんぐりの小径」へ。
しっかり熊鈴を装着!
秋の陽に輝く森の道。天気が良くて気持ちがいい。
黄色やオレンジが多い森だが、ときどき真っ赤な葉に立ち止まる。
途中の東屋で休憩。ここは「みはらしの丘」の名前の通り、眺めがいい場所。
手前に根知集落、その向こうに糸魚川の市街地、そして日本海が見渡せる。
色づいた山を見ながら。
天気がいい日は、きれいなものがたくさん見つかる。いつものことだが、秋はなおさら進めない…
ちょっと歩くとすぐ立ち止まる… そしてその場にいたくなる…
でも、こういうのが至福の時間。
池の手前にあった綺麗なカエデ。陽を浴びて星のよう。
しろ池の前の広場に到着。
池から流れてくる透明な水に、落ち葉や水草がゆらゆら。
さて、秋のしろ池はどんなかな。天気もいいし、さぞかしきれいだろう…
その先へ、続く…