あれほど鮮やかだった秋が嘘のように、白く静寂に包まれた公園。
冷たく澄んだ空気のなか、色の無い光景を切り取りながら歩く。
四季折々に美しい弥彦公園。
春の桜に始まり、初夏の新緑やツツジ、秋には紅葉…
とりわけ秋の紅葉は美しく、たくさんの人を楽しませてくれた。
でも、この季節になると訪れる人はめっきり少なくなる。
モノトーンの光景を切り取りながら、ゆっくり進む。
空気はかなり冷たいが、それがまた心地いい。
時間が止まったような池。気持ちが穏やかになってくる。
雪を被った枝から枝へ、綺麗な野鳥が飛びまわっていた。体がふっくら。
浅尾池のカモたちも元気。羽毛のチカラ、恐るべし。
公園の前を流れる小さな川には雪のアーチ。
四季折々の彩りが楽しい公園。冬の静かな景色もいいものです。(寒いけどね…)