涼やかな音を立てて流れ落ちる多伎神社の不動滝。
木漏れ陽を浴びて輝いていた。
水の音に誘われて、神社の脇を入っていく。
まわりは大きな木で鬱蒼としている。
多伎神社の不動滝。
大きい滝ではないが、まわりの雰囲気もあって、神聖な空気が漂っている。
水がキラキラ輝いていた。滝に近づくと、天然のミストが降り注いでくる。
滝の傍にある不動明王。
綺麗な花が供えられていて、今でも信仰を集めているのがわかる。
滝壺はとても浅い。というか、無い…
ひょっとすると、満潮になるとここは海面になるのだろうか。
小さな入江のような場所で、流れ落ちた水はそのまま海へ流れていく。
すぐ目の前が海なのに、大きな木がうねるような薄暗い異空間。
マイナスイオンをたくさんもらった。
さて、そろそろ戻りますか。
海辺の参道を戻っていく。
義経も訪れたという、海の女神を祭る多伎神社。
青い海、木洩れ陽、マイナスイオン…
コンパクトにいろいろ楽しめて、なんだか得した気分の帰り道だった。