わずかに残った桜が最後の輝きを見せていた。
遊歩道を登っていくと、すでに新緑の世界が広がって。 前回の続きです。
広場の桜を楽しんだ後、奥の遊歩道へ。
よく整備された道で、願文山、大峰山への登山道にもつながっている。
日本で一番小さい山脈、櫛形山脈の縦走トレッキングを楽しむ健脚の人も増えているようだ。
公園を気軽に散歩する家族連れから、もっと上を目指す人まで様々。
もちろん、私はのんびり散歩。季節の色を楽しみながら。
まだこれから咲く桜もあった。がんばれ。
明るい道を上へ、上へ。
緑が眩しい。
遊歩道を登っていくと、「願文山へ」の看板があった。
つい新緑に誘われて、ふらふらとそっちの方へ。
山へ行くつもりはないのだが、
天気がいいと景色につられて、どんどん先へ行ってしまう… これはキリがないぞ。
後ろ髪を引かれる思いで、この辺りで引き返す。
戻る途中、道の脇にあった「雛菊桜」。
桜の広場が見えてきた。天気が良くて気持ちのいい散歩だった。
公園の桜はもう終わりかけだったが、光の中で輝いていた。
これからどんどん山の緑は濃くなっていく。