県道から少し入っただけなのに、山の奥のような感じがする場所。
かつて山伏の修行の地であったと言われる滝へ。
新潟市秋葉区金津にある「白玉の滝」へ。
年季が入った入り口の看板から、鬱蒼とした木々の奥へ進んでいく。
滝から流れてくる小さな川に沿って歩いていくと、
すぐに見えてくるのは、黒い岩をすべるように流れている、落差 7mの「雌滝」。
白玉の滝は、この「雌滝」と、奥にある「雄滝」の2つからなる。
水の流れ、岩、草木、橋、階段、石碑などの配置が絶妙で、ちょっとした舞台セットのよう。
小さい滝なのに、ここへ来るといつも独特の空気を感じる。
滝の手前には「佐久那殿神社」の文字が書かれた碑が。
奥にある雄滝の横に小さな社が建っている。
滝の前の小さな橋を通って奥へ。
大きな岩にへばりついているような細く急な階段を登っていく。
階段を登った雌滝の上部。流れに沿って道が続いている。
空を映し、緑を映し、見る方向によって色を変える水の流れ。
奥へ進んでいくと、大きな岩から流れ落ちる「雄滝」が見えてきた。
続く…