五泉八幡宮の「七夕風鈴祭・天の川巡り」の続きです。
今年も社務所の入り口には、美しい和傘や扇が飾り付けられていた。
ニッポンが誇る伝統美「和傘」。
華やかなのにケバケバしくない。日本のデザインって粋でオシャレ。
「洋傘」だって負けてない。空に浮かんだカラフルなアンブレラ。
五泉八幡宮・七夕風鈴祭の見所のひとつ、「アンブレラスカイ」。
新型コロナウイルスの影響で、それまでやっていたイルミネーションのトンネルが中止になり、
代わりに誕生したのが、この綺麗な飾り付け。
色とりどりの傘を透過する夏の光。明るい色が空に広がっていた。
傍に置いてあったカラフルな傘。
英語で「アンブレラ」は雨傘、「パラソル」は日傘のこと。これはパラソルですね。
こちらは境内のベンチに立てられた野点傘。(これもパラソル)
赤い傘に金魚の風鈴が揺れていた。
境内に羽子板が置かれていた。さすがにこれで遊んだ記憶はないなあ。
今年も手水場の真ん中には可愛いアマビエが。
けど、このアマビエ、いったいいつまで必要とされるのだろう。
この神社では「日本石亀」が大切に飼われている。(日本固有種で準絶滅危惧種に指定)
小さい時は「金運招福」を招く「銭亀」と呼ばれ、
大きくなると「開運、成長、出世」を招く「日本石亀」になるらしい。
幼い頃、祭りといえばミドリガメの店が大好きだった。
鮮やかな模様の小さいカメが、うじゃうじゃと動いている姿はずっと見ていられた。
でも、あの可愛かったミドリガメは、知らぬ間に「ミシシッピーアカミミガメ」と呼ばれるようになり、
すっかり悪者になってしまった。
祭りで、あの光景が見れなくなったのは寂しい限り…
生き物が大好きな子供だった私は、ヤドカリやカブトムシの店にも釘付けになっていた。
ただ、あの「カラーひよこ」はあまり好きになれなかった。
「こんな色のひよこなんておかしい… これは売るために無理やり色をつけられたに違いない…」
と、聡明な私は見抜いていたのだ。
時は流れ、中学生の頃、友達の家に遊びに行くと、真っ白なニワトリが庭を走り回っていた。
どう見ても普通の住宅なので違和感を憶え、尋ねてみると、
「カラーひよこ買ってきたら、こうなった…」という。
聡明な少年が見抜いた「着色疑惑」は、この時、証明されたわけである。
去年はコロナの影響で、境内に店がなかったが、今年は「ポッポ焼」の店が出ていた。
ふと見ると、やっぱり妻が並んでいる。(笑)。
食べてみると、黒糖の味がしっかりあって、久々に「本物」を感じる逸品だった。やるな。
帰り際、涼しそうに咲いていたアジサイ。
暑い日だったので長居はしなかったが、今年も綺麗な音色に癒された「七夕風鈴祭」だった。
最後に、
ブログを始めてから、今日でちょうど二年になりました!(パチパチパチ)
散歩に出かけて、ただ好きなものを撮っているだけのこのブログ。
内容はまったく進歩しませんが、それでいいんだと自分に言い聞かせつつ、続けられています。
星をつけていただいたり、温かいコメントをいただいたり、
それはやはり大きな励みになっています。ご覧いただいている方々に感謝、感謝です。
これからも、気負わず、背伸びせず、楽しんでいけたら、と思っています。
三年目もどうか、ゆる〜く、あたたか〜い目でお付き合いください。
暑い日が続いています。皆様もお体に気をつけて。