まわりに水田が広がるのどかな風景の中、古い木造校舎が残されている。
2005年に閉校になった別俣小学校。
柏崎市立別俣小学校。
田んぼに囲まれ、どこか懐かしい景色の中に建つこの小学校は、
2005年に閉校となり、131年の長い歴史に幕を下ろした。
多い時は253人いた児童も、閉校時には20人まで減っていたらしい。
この木造校舎をどうするか、解体する案も含め、様々な議論が交わされた結果、
リノベーションして、農村体験交流施設として残されることに。
2008年に「別俣農村工房 田舎の学校きらら」としてオープン。
以前来た時は、1階の教室で清流庵という蕎麦屋をやっていた。
平たくてやや太めの蕎麦が美味しかったが、今はもうやめてしまったようだ。
子供たちの歌声や楽器の音が響いていたのでしょうね。
廊下にあった板画。
年季の入った階段を上がって二階へ。
机や椅子が並べられた部屋。
なぜか教壇に置かれていたシンバル。
隣の教室は民俗資料の展示室。古い道具が並んでいた。
仕事や趣味、暮らしの道具。時代もジャンルもいろいろ。地元の家々にあったものを集めたのだろう。
昔の電気炊飯器はこんな感じだったなあ。懐かしい。
♪粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪〜 春日八郎の「お富さん」。
テレビでリアルタイムで見たという方は、だいぶお歳を召されてますね。(私もですが)
と、おもしろがっているうちに、また長くなってしまった。
後半へ続く…