NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

池へ向かう道

 

 

よく晴れた秋の日、また静かな池のほとりをぶらぶらしたくなった。
いつもの池のまわりにも秋の気配が少しずつ。

 

 

五泉市のいつもの池へ。

何度も来ている場所。車を降りればすぐに、草花が季節の変化を教えてくれる。
駐車場のまわりは秋の草に変わっていた。

 

 

ため池は2つあって、決めているわけではないのだが、だいたい同じ道順で歩く。
いつものように、まず小さい方の弁天池へ向かう。

 

 

池までは木立の中を歩いていく。ほんの少しの距離をゆっくりと。

 

 

道には栗の絨毯。かなり痛そうな絨毯ですが。

 

 

不思議なもので、2つの池の廻り方はいつも同じ。こっちの池は反時計回り。
いろんな池に出かけるが、考えてみると、場所ごとにる方向がだいたい決まっているような。
道の動線なのか、見える景色なのか、無意識に好みの方向を選んでいるのだろう。

 

 

木々の隙間から水が見えるこの場所まで来ると、いつも覗き込んでしまう。

 

 

細かいさざ波がゆらゆら。

 

 

カサ… カサ…  朴の葉が落ちる音。あちこちから聴こえてくる。

 

 

この日はまだ色づく前だったが、木漏れ陽が気持ち良かった。

 

 

階段を降りて、林を抜けると視界が開けて、

 

 

鏡のような池が広がっていた。

それほど広くもない農業用のため池だが、ここに来るとほっとする。
池のまわりは時間が止まったような静けさ。

 

短い距離なのに、散歩も記事も寄り道が多くて進まない… (毎度のことですね)
というわけで、後半へ続きます。