不動滝へ行く途中にある、村の小さな神社。
昨年タイミングを逃しアップできなかった善根の不動滝の散歩の続きです。
柏崎市の善根（ぜごん）神社。
道路からは細い石段しか見えないので、普通は通り過ぎてしまうような小さな神社。
特に何があるわけでもないのだが、木々に囲まれた狭い空間がなんだか心地よくて、
不動滝に来た時は、不思議と寄ってしまう。
細い階段を登ると、高い木に囲まれた薄暗い空間。
しめ縄を巻かれた杉の大木。
社殿の前には、落ち葉と苔の模様が広がっていた。
初めてこの神社に来たのは数年前。
その日は、道路の脇に見えた石段がなんとなく気になって上ってきたのだが、
この小さな拝殿の中にたくさんの人がいて驚いた。
ちょうど祭礼の日だったようで、奥で神主が祝詞をあげていた。
小さいが今でも大事にされている神社なんだなあ、と思った。
それから何回か訪れているが、人と会ったのはその最初の日だけ。
近くにある善根不動滝もそれほど多くの人が来るわけでもないので、
この神社を訪れるのは、たぶん地元の方だけだと思う。
石段の脇に綺麗なユリが一輪咲いていた。
夏の暑い日。不動滝に来るたびに、なぜだか寄ってしまう善根神社でした。
