光の射し方や風の吹き方によって、いろいろな表情を見せる水辺。
仁箇堤の続きです。
夕日に光る水面を見ながら湖畔の道を。
ここへ来る度に、池のほとりを一周できたらなあと思うのだが、残念ながらそういう道はない。
雑木林に囲まれたこの道も途中まで。この日は、いつもより手前で、木々に塞がれて進めなかった。
来た道を引き返す。だいぶ陽も傾いてきた。
池越しに角田山がきれいに見える。
雪割草など春の花を求めて、県外からも人が訪れる角田山。上の方にまだ少し雪も見えた。
池の上を気持ち良さそうに旋回していたトビ? 翼の先の風切羽根がかっこいい。
猛禽類の姿をよく見かけるのは、自然が豊かな証拠。
かつてここでは「サカウチ猟」という鳥猟が行われていたらしい。
夜明け前に堤に帰ってくるカモをめがけて、竹枠を組んで作った「サカウチ網」を放り投げて捕る猟法。
網を真上に投げ上げ、カモが網に当たればそのまま網とともに落下。
昭和の中頃まで行われていたという。
とりとめのないスナップは、のんびりともう一回続きます。