地元の憩いの場になっている周囲1kmほどの静かな池。
湖畔に植えられた桜が静かに見頃を迎えていた。
杉林と桜並木に囲まれた、周囲1km程の小さな農業用の溜め池。
1503年の古文書にすでに池に関する記述があるというから、歴史はかなり古い。
ちょうど見頃を迎えていて、地元のお年寄りのグループがベンチに腰掛けて花見をしていた。
人が押し寄せることもない池は、のどかなお花見スポット。
今まで何度か桜の時期に訪れたことがあるが、いつも散りかけだった。
満開の桜を楽しみながら池のほとりを歩いていく。
対岸から見る桜並木の水鏡。
池には、杉木立に覆われた二つの小さな島がある。
北が弁天社を祀る弁天島、南は戸隠神社を祀った戸隠島。
弁天島へは橋が架かっている。
橋から見る水の上には睡蓮の葉と桜の花びらの模様。
杉林の中にひっそりと祀られている弁天社。
隣の戸隠島。渡ることはできない。
戻って池のほとりを。
水に映った桜がゆらゆら。
今までなかなか満開の桜が見れなかった池。
桜に囲まれている池は華やかで気持ちよかった。
散りはじめた花びらが岸辺に浮かんでいた。
数は少なかったが、水に浮かぶ桜も好きなので、次回はそんな風景を少しだけ。
というわけで、お松の池、もう1回続きます。