夏も盛りを過ぎようという日。 今年はまだちゃんとひまわりを見ていなかったことに気づく。
もう終わりかなと薄々感じながらも、淡い期待を抱いてひまわり畑へ。
出かけたのは、近くてひまわりが見れる場所、上堰潟(うわせきがた)公園。
広い公園の一角にある「ひまわり広場」には6300本のひまわりが植えられている。
県内には他にも、もっと大きなひまわり畑はあるが、
小規模ながら、後ろには角田山がそびえてなかなか美しいところ。
でも着いてみると… あらら〜
予想はしていたが、いや、予想を遥かに超える終り方…
終わっているのもそうだが、倒れている!?
お盆前に暴風雨の日があったので、それにやられたのだろう。
自然はときどき暴力的で無慈悲だ。
後で調べたら、それでも復旧作業をしてこの状態まで戻したらしい。ご苦労様です。
熱中症対策だろうか、ミストを噴出する遮光スペースが造られていた。
ミストを浴びて水滴がついたひまわりが涼しそう。
でも、カーテンの外では… な… 中に… 入れてくれ…
倒れたり、散ってしまったものも多い中、
なんとか持ちこたえている花を撮りながら園内を歩いた。
満開時の明るく元気な姿を知っているだけに、
散っていくひまわりは、他の花以上に哀愁を感じる。
あー、今年も夏が終わっていくんだな… と寂しいような気持ちになる。
ひまわりと対照的に、サフィニアはきれいに咲いていた。
広場の真ん中のピンクのハートもこの花。
きれいな状態のひまわりを見つけた。うれしくて思わずアップの日の丸構図!
公園のまわりは田んぼが広がっている。 がんばって美味しくなれ〜
ち
ちょっと感傷的な花の終わり。
ひまわりが終わると、この公園にはコスモスが咲き始める。
桜、菜の花、ひまわり、コスモス… そして冬。
満開の花の高揚感も、散りゆく寂しさも教えてくれる上堰潟公園でした。
来年は早く来よ。