3月下旬の晴れた日。
こんな日は花でも見ようと県立植物園のまわりをぐるっと散歩。
新潟県立植物園のまわりには様々な花木が植えられている。
まだ咲いている花は少なかったが、春の陽射しを浴びながら、きれいな園内をのんびりと。
入り口からのアプローチではカラフルな園芸品種の花々がお出迎え。
春の訪れを感じさせてくれた。
早春から咲いていたロウバイはもう終わりかけ。
園内にあるツバキ園へ。
ここには500株を超える園芸品種や野生種が植栽されている。
残念ながら終わりかけの花が多かったが、様々な咲き姿に癒された。
咲く花、散る花。 春のバトンは花から花へ。
木々の芽吹きを眺めながら。
足元を見れば、ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリがたくさん。
冬の厳しさに耐え、春になれば小さな花を咲かせるタフな野花たち。
ヒメオドリコソウの花は薄紫色を混ぜたような淡いピンク色で、とても小さい。
花言葉は「春の訪れ」「愛嬌」など。ぴったりですね。
でも小さな花は観賞の対象になりにくく「繁殖力の強い雑草」と思われがち。ちょっと不憫…
花を探しながら池のまわりを。
大きなサンシュユの木。枝いっぱいに黄色い花を咲かせていた。
園内には様々な桜が植えられている。可憐な白い花があちこちに咲き始めていた。
今まで知らなかったのだが、池のほとりに河津桜の並木が。
まだほとんど蕾だったが、気の早い木がピンク色のかわいい花を咲かせ始めていた。
あと10日くらいすれば並木は満開になりそうだ。さぞかし綺麗だろうなあ。
池の水鳥ものんびり。のどかな春の日。
青空の下、春めいた園内を歩くのは気持ちよかった。
満開の河津桜を見に、また来よう。