目の前に美しい紅葉風景が広がっていたら、誰もが見上げるように眺めるだろう。でも、少し立ち止まって下を見ると、そこにも美しい世界があったりする。

陽がさすと、高い崖に遮られて渓谷に光と影ができる。それによって被写体の表情が変わるのが面白くて、つい先へ先へと歩いてしまう。

ゴーゴーと音を響かせて流れる川に色づいた葉が彩りを添える。切り立つ山に挟まれた秋の渓谷を歩いた。

どこまでも続いているような秋風景。その中を遊歩道が伸びている。下界の慌ただしさとは無縁の静かな秋を楽しむ。

高い山々に囲まれ三角屋根の建物が並んでいる。峠道の途中から望む銀山平森林公園は、異国のような美しい風景。

ブナを漢字で書くと「橅」。 これは木ではない！という意味から「木」に「無」と書くのだそうだ。木を単なる建築材としか見なかった時代に決まってしまった、ちょっと気の毒な名前。

ブナの木の隙間から見える美しい紅葉。ここは美女林と名付けられた、訪れる人も少ない静かなブナ林。

魚沼市の山の奥、福島県との県境にある奥只見湖。大自然の中の秘境なのだが、シルバーラインで観光バスも行き来する人気スポット。

かすかに揺れる水面が絵画のよう。揺れ動く細かな凹凸の一つ一つが筆のタッチに見えてくる。

白池の隣にもう一つ池がひっそりと。小さな五月池。広く開放的な白池に比べて、こちらは木々に囲まれた箱庭のような場所。

駐車場からスタートして、遊歩道の半分まで歩いてきた。いつの間にか風も止んで、水面に映る風景に見とれつつ、白池、後半です。

息を呑むような紅葉の水鏡。糸魚川市の山の奥に美しい池がある。標高1,090mにある白池（しらいけ）は、県内でも早く紅葉を楽しめる場所。

鳥のさえずりを聴きながら、池の反対側へ。光の向きも変わって、対岸とはまた違った雰囲気の景色を楽しみながら。

黒姫童話館から森の中へ入っていくと、御鹿池（おじかいけ）という静かな池がある。池をぐるっと周って帰ってきても1.2kmほど。ほぼ平坦で気軽に森林浴を楽しめるコースだ。

長野県信濃町の黒姫高原も色づきの季節を迎えた。黒姫童話館が立つ丘の上から見える景色は、ちょっと異国のような、牧歌的で広大なロケーション。