高い山々に囲まれ三角屋根の建物が並んでいる。
峠道の途中から望む銀山平森林公園は、異国のような美しい風景。
小出ICから山の方へ入り、枝折(しおり)峠を越えて銀山平へ向かう。
奥只見シルバーラインが開通する以前は、銀山平へ行くにはこの峠道が使われていた。
シルバーラインの方が早くて楽なのだが、ほとんどトンネルの中。
くねくねして道幅も狭いが、山の景色を楽しみながら行くにはこちらがいい。
標高1,065mの枝折峠山頂に越後駒ヶ岳の登山口があり、少し登ると、最近人気の滝雲の観賞スポットがある。
峠道を下る途中から銀山平温泉地区が見える。
大自然の中に三角の屋根が並んでいる景色は、なんだかアルプスの村のようだ。(行ったことないけど)
銀山平の入り口にあたる石抱橋(いしだきばし)は人気の絶景スポット。
北ノ又川の清らかな流れ、その先には雄大な越後駒ヶ岳がそびえる。雪山と紅葉のコントラストが美しい。
ちなみに「石抱」の由来は、昔、鉱山の銀をくすねた者を、ここで石抱きの拷問にかけたことによるらしい。
美しい景色とは裏腹に、物騒な名前です。
橋の脇にある開高健記念碑。
この地に魅せられ、たびたび滞在して魚釣りを楽しみ、地域のためにも貢献した芥川賞作家。
著書である「河(かわ)は眠らない」の文字が刻まれている。
石抱橋から上流全域は、全国初の魚類の保護河川で永年禁漁区。これにも彼の尽力があった。
石抱橋から北ノ又川に沿って、上流に向かって進んでいく。
途中にある前嵓橋(まえぐらばし)周辺の景色もいい。
山から流れてくる沢が北ノ又川に合流する場所。流れる水はエメラルドグリーン。
三角屋根が見えてきた。
さっき峠道から見えた銀山平温泉地区には、気持ちの良い遊歩道が待っている。
ちなみに、
今回の記事タイトルにピンときた人は、かなりの演歌好きです。
(勘もいいし、たぶんウイスキ〜がお好きでしょ?)