晴れた日の午後、ふらりといつもの堤へ。
水面には水草と光が創る模様が広がっていた。
新潟市西蒲区の仁箇堤(にかつつみ)へ。
小さな丘陵の出口を堤防でせき止めた貯水池で、いつ来ても静かな場所。この日もだ〜れもいなかった。
記録的な猛暑だったこの夏、この辺りでは雨が降らない日が1ヶ月以上続いたが、
後ろにそびえる天然の水瓶、角田山とともに、まわりの水田を支えた堤。
堤から田んぼへ流れていく水。陽に輝いて。
午後の光に照らされた静かな堤。
水面にはびっしりと水草が。たくましい草たち。
水草が光の模様を作っていた。
ほとりの草も陽を浴びて。
静かな午後。いつもの堤は光を浴びて輝いていた。