ブナ、ミズナラ、白樺、カエデ、カラマツ… 多様な木々が息づく笹ヶ峰高原。
曇り空でちょっとしっとりめの紅葉散歩。
標高1,300mに広がる笹ヶ峰高原へ。
県内でも早く紅葉が楽しめるので、最近は毎年のように訪れている。
この景色を見ると、今年も秋が来たなあ、と思う。
天気予報は悪くなかったので青空を期待していたのに、あいにくの曇り空…
色づき具合も例年に比べ今ひとつで、散った木も多かった。
まあ、たまにはしっとりムードも悪くないかと、歩き慣れた道を進んでいく。
多様な木が息づく山。曇り空で紅葉も落ち着いた感じ。
天気がいいと、あっちもきれい、こっちもきれいと、目移りしてしまう道も、
いつもより少し落ち着いて歩ける。（と言っても、やっぱりあちこち撮るんですけどね…）
どこか牧歌的なムードが漂うのどかな景色を見ながら。
奥に見えるのは標高2,400mの活火山「焼山」。今年はまだ雪をかぶっていなかった。
散策道はいろいろあるのに、今日も歩き慣れた2〜3kmのお手軽コース。飽きないんです。
柔らかな光で紅葉もしっとり。
地面からいろんなキノコが顔を出していた。
ザッ ザッ… 落ち葉でふかふかな道。踏みしめる感触が心地いい。
虫に食われた葉っぱ。こんな些細なものにレンズを向けながら。
森を抜けると視界が開け、「清水ヶ池」に到着。
笹ヶ峰を散策する人のオアシス、清水ヶ池。
いくつかの遊歩道の分岐点にあって、広い芝生やベンチ、東屋やトイレもある休憩スポット。
この日も芝生で休んでいる人の姿があった。
笹ヶ峰の静かな紅葉散歩、後半へ続きます…
