色が少なくなる冬。たまに鮮やかな草花を見たくなって公園の温室へ。
ちょっぴり南国気分(?)の色彩構成。
三条市の保内公園にある「熱帯植物園温室」へ。
総ガラス張りの温室の中には、
バナナ、パパイヤ、ハイビスカス、コーヒー、サボテンなど
様々な亜熱帯植物が育てられている。
県立植物園よりさすがに規模は小さいが、あちらは有料、こっちは無料。それに、なんと言っても空いている…
むしろ、入場無料でこれだけ立派な施設を維持していることに感心する。
一歩中へ入ると、ムッとする暖かさ。
おまけに湿気が多いので、たちまちレンズは真っ白け。
拭いても拭いてもすぐ曇る。撮るのはしばらく諦めて、カメラが室温に馴染むまでウロウロ。
そして本日も貸切…
時期のせいなのか、期待していたより咲いている花の種類は少なめだった。
それでも「色のある被写体」は久しぶりなのでうれしい。
たくさん咲いていたのは、テリハノバンマツリ。(中米、南米、西インド諸島原産)
咲き進むにつれて青紫から白に変わっていくらしい。これは咲き始めの色だろうか。
花の真ん中にあるのはミニUSBの差込口。(うそ)
グアバ。(南米原産)
実の部分はご存知グアバジュースやネクターに。(飲んだことないので味はわかりませんが)
葉や根は糖尿病、下痢などの薬用になるらしい。とても鮮やかな色で、いかにも南国っぽい。
ストレリチア。(南アフリカ原産)。
鳥のくちばしのような部分から花が出てきて咲く。和名はゴクラクチョウカ。
真っ赤なフサフサが綺麗なカリアンドラ・ハエマトケファラ。(これは覚えられないぞ)
ネムノキのように夜になると葉が閉じる。(周りに写っている葉は別の植物です)
無料にしては立派な温室。丁寧に見ていくと案外時間がかかって… 暑くなってきた。
温度計は28.5度。外との気温差は25度くらい。夏です。
それに湿度もかなり高いので、冬の身支度で見学していると汗が出てくる。
コーヒーの木。(アフリカ、アジアの熱帯原産)
ナツメに似た赤い果肉は甘いらしい。果肉を取って中の種子を焙煎すれば、おなじみのコーヒー豆に。
うー、今は冷たいコーヒーが飲みたい…
この辺りで、後半へ続きます…