NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

森の春探し Ⅰ

 

 

いつもの森にいつもより早く春が来た。
春の陽射しのなか、花を探しながらのんびり散歩。

 

 

天気のいい日、ふらりといつもの森で春探し。

 

今年はどの花も開花が早いようで、
ヤマザクラ、マンサク、雪割草、キクザキイチゲショウジョウバカマカタクリ
たくさんの花を見ることができた。

 

 

マンサクの花が咲いていた。
細長くて頼りなさげな黄色い花だが、まだ他に咲いている花が少ない森ではよく目立つ。

 

 

「マンサク」と言う名前は、
早春になるといち早く咲くことから「まず咲く」という言葉が変化した、と覚えていたが、
他に、「この花がたくさん咲けば、その年は豊年満作になる」と信じられていたため、という説もあるらしい。

 

 

花言葉は「呪文」「魔力」「霊感」「不思議な力」「神秘」など。
なんだか怪しげな言葉が多いのは、この花でその年の稲の作柄を占っていたことに由来している。

 

 

他に、放射状に弾けたように咲く花びらの形から「ひらめき」という花言葉もある。
そう言われると「ひらめいた〜!」という感じに見えなくもない。

 

 

ヤマザクラも咲き始めていた。小さな白い花が青空に映えて。

 

 

ソメイヨシノのような華やかさはないが、素朴で控えめな花が可愛らしい。
この花を見ると、この森にも春が来たなあ、とうれしくなる。

 

 

今年は他の花が咲くタイミングが早かったので、この日は椿の花も多く残っていた。

 

 

池の水がゆらゆら。

 

 

下ったり、登ったり、いつものコースをゆっくりと。

 

 

階段の途中にキクザキイチゲがたくさん咲いていた。

 

 

すべて青紫っぽくて美しい色。

 

 

よく見ると花びらの数や形が少しずつ違う。花を見ながらちょっと休憩。

 

 

光が射して気持ちのいい森の道。

 

 

森はこれから芽吹きの時期。

 

 

春を探しながらの森散歩。いつものようにのんびり続きます…