春の花に癒されながら、静かな遊歩道を奥へ。
森の春探しの続きです。
奥へ進んでいくと、陽当たりのいい斜面にカタクリが咲いていた。
暖かな光を浴びる春の妖精。今年はどれも咲くのが早い。
陽の当たる場所があれば、日陰もあって。森の表情はいろいろ。
公園の一番奥にある桔梗城跡に到着。
もう1,000年近く前に造られた山城跡で、この一帯に桔梗が咲き誇っていたそう。
いつ来ても静かでほっとする場所。
正面に見える弥彦山。山頂付近の尾根には電波塔が並んでいる。
越後平野の遠くからでも見える弥彦山は絶好の電波発信基地。おかげで私の自宅も受信良好です。
細長い城跡。
以前はここに大きな松の木が並んでいたが、一本、また一本と姿を消した。
陽当たりが良くなって明るくなったが、見慣れた景色が無くなったのがちょっと寂しい。
でもベンチも新しくなったし、今も癒される場所なのは変わらない。
陽の当たるベンチに腰を下ろして、いつものようにしばし休憩。今日も静かな時間を味わった。
グングン伸びる姿に、春の生命力を感じます。
きれいな色のショウジョウバカマ。
道端にアジサイが並んでいた。カラカラになっても形を残す去年の花。
同じ茎から今年の葉が顔を出していた。緑色がみずみずしい。
駐車場までの帰り道、咲き始めていたヤマザクラが目に留まった。
柔らかい光のなかで、しっとりと優しい感じ。
だれにも知られずひっそり咲くヤマザクラ。優しい姿に癒された。
この日の森散歩はこれでおしまい。
でも、なぜかもう一回続きます…