街を見下ろす丘に広がる花畑へ。
様々な色のユリの花が並ぶ風景はとても華やか。
魚沼市にある月岡公園のユリ園へ。
街を見下ろす高台の広場に、毎年約10,000本ものユリが咲き誇る。
訪れたのは7月のはじめ。
テレビのニュースで「見頃」と紹介されたこともあって、
平日にもかかわらず、年配の方を中心にかなりの見物客が来ていた。
かくいう私も、そのニュースを見て出かけた一人。
チューリップ畑や花菖蒲園もそうだったが、これだけ花が並んでいると、どれから撮っていいものやら…
気になったものを撮りながらゆっくり行こう。
不勉強で知らなかったが、新潟県はユリの出荷量が全国で2位だそうだ。
県内最大の産地がここ魚沼市。「魚沼産コシヒカリ」で有名な米どころ。
豪雪地帯で、雪がない時期にしか畑を使うことができないため、
限られた期間で収益を上げられる「花」の栽培を始めたのがきっかけらしい。
オレンジ色のユリがたくさん咲いていた。元気な色で景色を華やかにしてくれる。
オレンジのユリの花言葉は「華麗」「愉快」。
さて、ユリの花びらは何枚でしょう? 正解は3枚!
6枚のように見えるが、外側と内側に分かれていて、内側の3枚が花びらで、外側の3枚は「がく」なんだそうな。
知りませんでした…
真ん中の雌しべのまわりにかわいい雄しべが6本。
ピンクのユリの花言葉は「虚栄心」。
白いユリの花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」のほか「無邪気」「高貴」「自尊心」「栄華」。
聖母マリアの象徴であることが由来とされている。
白、黄色、オレンジ、ピンク… 花の絨毯。
緑色の蕾がだんだん花の色に染まっていく。
終わりかけの花もあれば、これから咲く品種もある。バトンを引き継ぐ開花のリレーだ。
これから咲く蕾をたくさんつけた、このピンクの花の名は…
荒井注さんのバトンを受け取り、みんなから愛される偉大なコメディアンになっていくのだが…
それはまた別のハナシ…
ツルを絡ませて、ユリの隙間から顔を出していたヒルガオ。
たくさんのユリに囲まれて、華やかな時間を過ごした月岡公園でした。