花菖蒲がそろそろ見頃になったと聞いて、今年も見に出かけた。
色とりどりの花が咲く園内をてくてくと。
毎年6月中旬～7月上旬には、色とりどりの花菖蒲が咲き誇る。
この日は見頃始めという感じ。「花菖蒲まつり」ということで、多くの人が訪れていた。
花菖蒲はノハナショウブを原種に改良された国産の園芸種で、5,000品種以上あるらしい。
色も模様もほんとに様々。
園内には約100品種、2万株が植えられている。
列ごとに品種名を書いた札が立ててあって、それぞれ工夫を凝らした粋な名前が並んでいる。
花から花へ。いろいろな花粉をブレンドしているのかな。花選びにもにこだわりがあるのかもしれない…
これだけ多くの品種があると、咲くタイミングも違う。
だから、すべて満開！ という状態はまだ見たことがない。この日もまだ蕾の品種が結構あった。
細い蕾の中で育つ花びら。自然の造形はすごい。
花菖蒲の花言葉は「優しい心」「優雅」「うれしい知らせ」「心意気」「あなたを信じる」etc…
色や形もいろいろあるせいか、いろんな意味がある。
水の中にはたくさんのオタマジャクシ。もうじきカエルがウジャウジャと…（笑）
散歩の途中、この花の色に国旗を連想して少し心が曇った。
非道な侵攻を受け続けているウクライナ。古い歴史と独自の文化を持ち、高い民族意識を持つ国。
国旗の青色は「空」、黄色は「麦畑」を表すらしい。
他に「水」と「火」あるいは「ひまわり」という説もある。
この花には何の関係もないことですが…
いつもはのんびりと被写体を探しながら歩いているが、こういう場所に来ると、
さあ、お撮りなさい！ とばかりに並んでいるので先へ進めなくなる。
似たような写真ばかり撮っているのは自分でもわかっているのだが、
つい立ち止まってしまう悲しい習性…（笑）
しょうがない、今年もこの辺で勘弁してやろう…
公園内には他にも花が咲いていたので、後半へ続く… （やっぱり続く）
