レトロな雰囲気を味わいたくて、また足が向いた旧月潟駅。
廃線前の空気を残す駅舎へ。
木造の駅舎・ホームは、1933年開業当時からのもの。レトロな雰囲気に包まれている。
あれ? ホームに初めて見る写真立てが…
サインの似顔絵を見てわかった。鉄道写真家の中井精也さん。
昔から何度かここへ来られているようだ。
温かみのある自然な構図の写真。
桜が咲き、人々に愛されている幸せな駅という感じがする。
深く考えずに目の前のものをただ撮っている私とは違います(笑)
駅舎の中へ。
それほど広くはないが、時間が止まったような空間にほっとする。
子供向けの鉄道関係の本が並んでいる。
新しく電車の模型が飾られていた。ホームにあるモワ51号に似ている。
この駅を利用したことはないのに、懐かしい感じになるのはなぜだろう。
ガラスの向こうの駅員さんから買った硬券が懐かしい。
少しだけ残っているレール。その先の廃線跡は遊歩道が続いている。
数えきれぬ程の人が行き来した木造の駅舎。
この日も頑張っていた「かぼちゃ電車保存会」の方々に感謝しつつ、
ノスタルジックな気分で駅舎を後にした。
追記
一昨日の9月24日(日)に、「走れ!かぼちゃ電車2023」が開催されました。
展示車両「モハ11号」に乗客を乗せて実際に走らせるイベント。
構内に残っているレールの上だけなので、動けるのはほんの数十メートル。
でも定員360人の予約はあっという間に埋まり、キャンセル待ちが1000人超えの大盛況だったらしい。
たくさんの人に愛されているんだなあ。
車両や駅舎を整備し、イベントを実現してくれた「かぼちゃ電車保存会」の皆さん、
お疲れ様でした!