長野県有数の桜の名所として知られる小諸城址懐古園。
前回の続きです。
天守台から続く石垣の上を移動。柵はないので落ちないように。
石垣の上から見る景色ってなんだか新鮮。
階段を下りて馬場へ。石垣に桜はよく似合う。
ソメイヨシノは散り始めていたが、園内には、シダレザクラやヒガンザクラなど
数種類の桜が植えられているので、長い期間楽しめそうだ。
ユキヤナギも満開。
開花が早い枝垂れは、もうすっかり葉桜に。
満開ならばもっと綺麗だろうなあ。
ちょうど満開だった八重桜。
桜開花状況 観測の木。
この木に花が5輪咲けば開花宣言となる。
今年は4月13日だったので、それから約1週間経った状態。桜の見頃は短いものだ。
ちなみに去年は、観測史上最も早い3月下旬に開花宣言が出たらしい。
満開の「小諸八重紅枝垂(コモロヤエベニシダレ)」。
小諸が発祥の桜で、八重の花弁と花の色の濃さが特徴。
一時は3本の老木だけになったが、市民による保存活動で、今は市内各所に見られるとのこと。
天守台の石垣は、自然の石を積み上げた「野面積(のづらづみ)」。
戦国~安土桃山時代の城に多くみられ、排水性に優れている。
適当に積んだようにも見えるが、それぞれの石の大きさや奥行が計算されている。
初めて訪れた小諸城址懐古園。
公園はまだまだ広くて、時間の都合ですべてを見ることはできなかったが、
古城の桜景色は美しく風情があった。