NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

小諸城址 懐古園へ Ⅰ

 

 

近隣の桜が終わってしまったので、少し遠出をして長野県の桜を見に出かけた。
日本さくら名所100選」に選ばれている小諸城址懐古園へ。

 

 

国指定重要文化財の「三の門」。一度水害で流され、1766年に再建されたもの。

 

 

日本百名城のひとつに数えられる小諸城鎌倉時代からの古城で、
「攻めるに難しく守るに易い城」「難攻不落の城」と言われていた。
園内のいたるところに見事な石垣が残されている。

 

訪れたのは4月19日。
桜は見頃後半で地面に花びらが散っていた。

 

 

本丸跡に建つ「懐古神社」。
小諸城明治維新後に廃城となったが、
城が荒廃していく様を憂いた旧小諸藩士達が資金を集めて三之門より城内を払い受け、
本丸跡に神社を祀り、花木をを植えて公園にし、「懐古園」と命名した。

 

 

本丸跡。

 

 

懐古神社には、天満宮菅原道真公・天神様)と火魂社(火之加具土命・荒神様)、
そして歴代の小諸藩主の霊が合祀されている。

 

 

神社の脇を抜けて、奥の天守台の方へ。

 

 

北西隅に高く迫り出した天守台。
豊臣秀吉天下統一の後、ここには金箔瓦で葺かれた三層の天守閣がそびえていたという。

 

 

天守台の上に上がれば、見事な桜景色が。

 

 

眼下にある桜の広場は、馬上から弓や槍を振るうための鍛錬をした「馬場」。
大正15年の公園整備の際に、たくさんの桜が植えられた。

 

 

懐古園の桜、後半へ続きます。