年間を通して豊かな水をたたえている上堰潟。
わらアートを楽しんだ後、穏やかな景色を楽しみながら散策。
ずっと立入禁止だった池の上の道。この日は通れるようになっていた。
久しぶりに歩いてみよう。
景色を映す穏やかな水面。角田山からの豊かな水は多くの生き物を育んでいる。
花の山として人気の角田山もきれいな水鏡に。
遠くにサギが羽を休めていた。
冬になれば白鳥や水鳥で賑やかになる池も、この季節はとても静か。
水上の歩道はまだ途中で行き止まりだったので、引き返して池のまわりの遊歩道へ。
遊歩道は1周2km。春は桜の回廊。夏は緑のトンネルに。
黙々と歩く人、ジョギングしている人、景色を見ながらのんびり歩く人、
いろんな世代の人が思い思いに楽しんでいる。
シャインマスカットのような銀杏。
葉っぱはまだ緑色。これからだんだん色付いていく。
足元にいた大きなバッタ。保護色の模様が美しい。
コスモスが咲き始めていた。この花を見ると秋が来たんだなあ、と思う。
最近はノゲイトウも増えてきて、昔よりコスモスの花の密度が薄くなっているような。
どちらも生命力の強い花。この先どちらに軍配が上がるだろうか。
コスモスの原産地はメキシコで、明治時代に日本にやってきた外来種。
見た目とは裏腹にとても生命力の強い植物で、
たとえ倒れてしまっても茎の途中から根を出して、また立ち上がって花をつける。
あっという間に日本中に広がり、今ではすっかり日本の秋の風物詩。
風に身をまかせ、たおやかに揺れるコスモス。
この花が咲くと、この公園にも秋がやってくる。