春に芽吹いてから一年間、夏の猛暑にも負けず、せっせと養分を作り続けた葉っぱたち。
役目を終えて散る前の、最後の美しさ。
早いもので今年ももう大晦日。
まだ紅葉の記事が続いているマイペースなブログですが、どうかゆる〜くお付き合いください。
ライトアップを見た翌朝、昼間の紅葉も見たくて、また弥彦公園もみじ谷へ。
JR弥彦駅のすぐ近く、四季折々の美しさを見せてくれる弥彦公園。
錦に彩られた景色に誘われてたくさんの人が訪れる。
赤く染まった水面に鯉がゆらり。
前日、ライトアップされて「逆さ紅葉」になっていた池。
朝だったので、まだ光が当たらずしっとりと。
紅葉に負けじと(?)がんばって色を残しているアジサイ。
昨夜、美しくライトアップされていた「観月橋」のまわりを。
橋の上から色づいたもみじ谷を。奥に見えるのは弥彦山。
ツツジの名所でもある弥彦公園。
こんな時期にポツポツと真っ白なツツジが。
錦に彩られた公園で、白が映えることを知ってか知らずか…
赤く染まった木、黄色に輝く木、これから紅葉する木、たくさんの色があってとてもカラフル。
葉っぱの役目は、光合成をして栄養分を作ること。
春から頑張ってきた葉も、日射しが減り寒くなってくると栄養を作れなくなる。
そうなると木は、葉を維持するエネルギーをカットして、冬を乗り切る力を蓄えようとする。
最後に葉に残った養分を幹に回収してしまうために起こるのが紅葉。
それが終われば葉は落ちる。
木が生きるための活動でしかないのだが、色づいた最後の葉はとても美しい。
木にびっしりと付いた苔はこのまま厳しい冬を越す。散りゆく赤に緑が映えて。
公園のあちこちに、葉っぱの顔が並べられていた。
誰が置いているのかは謎。
数年前から見かけるようになって少しずつ増えているようだ。
散ってしまった葉が命を吹き込まれたようで、かわいい表情にほっこりする。
焚き火のようなものも。
お気に入りのこのトンネル。
駐車場から歩いてくる観光客は、トンネルの向こうに見える景色にだんだんと期待が高まり、
出た瞬間に目を輝かせて「わー! きれい!」と声を上げる。
それを聞くと、心の中で「ふふん」と自慢げな気持ちになる。
自分の庭でもないのに(笑)
今年もまた楽しめた弥彦公園の紅葉でした。
早いもので、このブログを始めてから5度目の冬。
今年の記事数はなんと過去最多の「166」になりました。(昨年よりも50アップ!)
本当はもう少しペースを落としてのんびり付き合いたいと思っているのですが、
自分の撮って来た写真にせっつかれて、思いとは裏腹に、つい…
まあ、勝手に楽しんでいるということなんですね。
予期せぬ大きな地震から始まった2024年も終わろうとしています。
国内外でいろいろなことが起きた一年でした。
そんな中でも、こうしてブログを続けていられることのありがたさを
あらためて感じています。
新しい年は良いことがたくさんありますように。
今年もマイペースなブログにお付き合いいただきありがとうございました。
良いお年を。