ツツジが咲き始めた弥彦公園へ。
ピンクや白の花に癒されながら新緑の公園散歩。
四季折々に美しい弥彦公園。
比較的近いこともあって、春夏秋冬、一年中訪れる好きな場所。
撮影したのはゴールデンウィーク。
かなりのタイムラグがありますが、いっそ懐かしんでご覧いただくのも一興かと(笑)
天気もいいので、人が多いだろうと覚悟して来たのだが、
着いてみると公園内は人影がまばらで静かな雰囲気。あれ、これは嬉しい誤算だった。
桜が終わって、少し落ち着きを取り戻しようだ。
ツツジは満開まであと一歩というところ。
まだ蕾の木も多かったが、咲いている花を見ながら歩いていく。
咲いている花を撮りながら奥へ。
まだ蕾の木もあるのに、気の早い花が散り始めていた。まだ早いぞ。
もみじ谷に架かる観月橋。
紅葉シーズンには賑わうこの橋も、今日はとても静か。
もみじ谷も今は緑の季節。新色が眩しい。
国の登録有形文化財のトンネル。
大正7年に造られたもので、もう100年以上経っている。
山が低すぎて工事が難航したため、山を切り通して開削し、トンネル部分を造ってから土を覆って完成させた。
そこまでしてわざわざ造ったトンネルは、立派な公園を造るという心意気の象徴だ。
レンガ貼りの壁面にレトロな照明。55mの異空間。
浅尾池側のトンネル出口。
富士山から運んできた溶岩が使われている。重厚感のある姿は子供の頃から変わらない。
トンネル出口付近に残されている富士山の噴火石。
石を切り出す際についたくさびの跡が歯型のように見えることから「鬼の歯型」と呼ばれている。
いつものように、せせらぎの方へ。
高い木立の中を水が流れるせせらぎゾーン。日陰が多く、とても落ち着く場所。
水の中の青もみじ。
揺れる水を見ながら、癒しのひととき。
青もみじに囲まれて建っているのは「久須美東馬(くすみとうま)」の像。
私財を投じてこの弥彦公園を造った人。
おかげでいつも楽しく散歩させていただいております。感謝です。
ツツジが咲き始めた弥彦公園。思いのほか人影も少なく、ゆっくり散歩できた。
もう何度も歩いている道だが、季節それぞれの景色にいつも癒される。
天気もよくて、気持ちのいい散歩だった。