NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

光照寺のアジサイ Ⅰ

 

 

お寺の境内いっぱいに色とりどりのアジサイが咲いていた。
ひと鉢ずつ、色や形を楽しみながら…

 

 

三条市矢田にある曹洞宗の寺、光照寺へ。

 

平日の休みの日、どこかへアジサイを見に行こうと調べていたら、このお寺を見つけた。
お寺のHPを見ると、数日後に、地元の TV 局の生中継があるという。
ムム…、テレビで紹介されたら、人が押し寄せるに違いない。
駐車場も広くないようだし、行くなら今のうちとやって来た。

 

 

参道に様々な種類のアジサイが並んでいる。
全部で600鉢あるらしい!
本堂前の寺庭と裏山に合わせて毎年250種、1400株のアジサイが咲くという。

 

 

普段見かける紫陽花はオーソドックスなものがほとんど。(それも好きですが)
最近のアジサイはオシャレですね。

 

 

この寺がアジサイを植え始めたのは10年以上前。
アジサイ好きの奥様に、ご住職も協力するようになり、お二人で増やしてきたらしい。
新種や希少な品種を見つけるたびに買い足し、時には県外の育苗農家を訪ねることもあったとか。
今では檀家さんやボランティアの協力もあって、アジサイの数も年々増えているという。

 

 

ひと鉢ずつ、ゆっくり眺めながら。それぞれに名前の札が付いていた。

 

 

鉢の向こうにいたトカゲ。久しぶりに見たが、やっぱり綺麗。(カナヘビ、すまん)

 

 

鉢に浮かべられたアジサイが涼しそう。

 

 

光照寺が創建されたのは、約400年前の1617年。徳川家康が亡くなった翌年。

 

 

「中からもどうぞ」というお言葉に甘えて、本堂の中から裏庭を見せていただいた。
裏山は青いヒメアジサイが植えられている。

 

 

よう来たな、上手に撮れよ。ゲコ。

 

 

縁側で写真を撮っていると、一匹のトンボが飛んできて服に止まった。
そのまま気にせず写真を撮っていたが、逃げずに止まったまま。

 

 

指を伸ばすと素直に乗ってくれた。裏庭をバックにパチリ。

 

 

向きを変えても禅寺のトンボは心を乱しません。さすがです。
心のきれいな人がわかるんだな。うん。

 

トンボを逃がした後、外へ出てまた散歩の続き。

 


様々なアジサイに目移りしながら、後半へ続く…