猛暑にも負けず元気に咲いた黄色い花。
角田山をバックに太陽のように咲くひまわり畑へ。
しかし今年の暑さはいったい…
8月の新潟県は、1日の最高気温の平均が35度を超えた(!)と、ニュースで言っていた。
ひと月の平均が「猛暑日」って…
そして新潟県が全国一の気温を観測した日が、8月で13回あったらしい。
暑いのが苦手なので、とても外へ出る気にならず、
青空を恨めしく見ながら、エアコンの効いた部屋にこもっていた。
しかし、こんなに暑くても季節の花は咲く。
今年はひまわりは見れないかな…
いや、近いところでちょっと見てこようと覚悟を決めて、上堰潟(うわせきがた)公園へ。
早めの時間帯、首にタオルを巻いて、いざ出撃!
カメラを持ち出したのは1ヶ月ぶりだった…
新潟市西蒲区の上堰潟公園の「ひまわり広場」には6,300本のひまわりが植えられている。
角田山がバックにそびえ、なかなか美しいロケーション。
この時期だけ設営される展望台の上から。角田山もきれいに見える。
花は少しお疲れ気味かな、という感じだったが、黄色の花が並ぶ風景は壮観。
こんな暑さでも、人がかなり来ていた。熱中症に気をつけましょう。
早めの時間帯から、気温はグングン上がっている。
展望台の下は、熱中症防止のための、ミストが噴出されている遮光スペース。節水のためかミストは少なめ。
日影なのでいくらか楽だが、気温そのものが高いので長居は無用。
ひまわり畑の脇にある「夫婦桜」の下で。
2本の桜が手を繋ぐように陽射しを遮ってくれる。暑くても自然の木影は少し居心地がいい。
県内は、猛暑で雨も降らず、稲が枯れたり、農作物にも被害が出ている。
この公園周辺も、この日の時点ですでに約1カ月間、雨が1ミリも降っていなかったが、
用水路の水はちゃんと流れていたので一安心。
さて、ひまわり畑に戻って。
猛暑でも上を向いて咲くひまわり。花言葉は、「憧れ」「熱愛」「あなただけを見つめている」。
見つめられてます…
一輪のひまわりには、真ん中に500〜1,500個の小さな花が咲く。
今年もサフィニアの花が植えられていた。ピンク色が鮮やか。
広場の真ん中にはサフィニアのピンクのハート。
照りつける日射しで、地面には濃い影が。
なるべくきれいな状態の花を撮っているが、実際はうつむいているものも多かった。
雨も降らないし、この暑さだもの。
早く秋になって涼しくなればいいのに、と思っていたが、
花びらの散ったひまわりを見ると、なんだか寂しい。ちょっと感傷的な花の終わり。
暑さに負けず今年も元気な花を咲かせた上堰潟公園のひまわり。よく頑張りました。
また来年。