もう落葉の進んだ御鹿池。
鳥のさえずりを聴きながら、静かなほとりを。
大きなミズナラの木もすっかり葉を落として。
池はきれいな水鏡。さっき歩いてきた対岸が午後の光に照らされて美しい。
輝く水面に浮かぶ水鳥たち。警戒心が強いようで、近づいて来てはくれない。
大きなヤマモミジの木。葉っぱは全部シワシワ。
遊歩道はいったん岸から離れて、杉林の中へ入っていく。
薄暗い林の中で輝いていたのはカラマツ。
普通のマツは緑の葉をつけたまま冬を越すが、カラマツは紅葉して葉を落とす。
道はまた池のほとりへ。ちょこんと見えるのは妙高山。
池の出水口。御鹿池は農業用のため池で、ここから小川となって流れていく。
水が静かに流れ落ちていた。
ほとりの東屋で休憩。こんな場所での一服は至福のひととき。
晩秋の静かな黒姫高原。もう一回続きます…