NIIGATAさんぽびと

カメラを持って出かけよう

高田城址公園のハス Ⅱ

 

 

ハスの花を見ようと朝一番にやってきた高田城址公園。
広い外堀を埋め尽くすたくさんの花を見ながら。前回の続きです。

 

 

さて問題です。
この外堀を埋め尽くすハス、全部でいくつあるでしょう?

 

そんなの分かるわけないと思ってしまうが、それを毎年数えている人達がいる!

 

 

今年で発足3年目の「高田城址公園の蓮の花数を調べる会」というものがあって、
ハスが咲く北堀、西堀、南堀、すべての花を目視で数え、
合計をハスの開花日数の4で割るなどして数を出しているんだとか。
(ちなみに今回の写真に写っているのは西堀の一部だけです)

 

 

調査結果は、一昨年は16万5000本、昨年は13万9000本。
すべての花を目視でって… よく数えたなぁ。
今年も調査が始まっているそうで、さてどれくらいになりますか。

 

 

たくさんのハスを眺めながら橋を渡って、堀の外側へ。

 

 

沿道にムクゲの花がたくさん咲いていた。
次々と大きな花を咲かせるムクゲは盛夏を彩る花。

 

 

白やピンク、色や模様もいろいろ。
ハイビスカスと同じ仲間らしいが、そういえばなんとなく似ている。

 

 

この花は特に美味しいのかな。小さなアリがたくさん。

 

 

橋を戻って、少し公園の中を歩いて帰ろうか。

 

 

上越市出身の日本画家・小林古径の作品や邸宅が見れる「小林古径記念美術館」前の通路。

 

 

美術館では「玉井力蔵展」が開催されていた。
以前、中を見学した時、玉井さんの作品が飾られていてほっこりした記憶がある。
今回はたくさんの作品が見れそうだったが、この日はパス。

 

 

内堀の向こうに、三重櫓が見えてきた。

 

 

春は桜が美しい内堀。噴水が涼しそうに。

 

 

城址公園のシンボル、復元された三重櫓。 
高田城は平城としては珍しく天守閣が無く、城の中心部は城主の住む立派な御殿だった。 
天守閣に代わるものとして建てられたのがこの三重櫓。
現在は 1・2階は資料展示室、3階は展望室になっている。(有料)

 

 

アジサイが僅かに残っていた。

 

 

三重櫓をバックに、お殿様やお姫様になれます。

 

 

帰る頃にはすっかり青空に。堀と三重櫓が美しい。

 

 

東洋一と言われる高田城址公園のハス。
朝の空気の中、たくさんの優しい花に癒された。