3月になり、新潟で冬を過ごした白鳥も、また旅立ちの季節がきた。もうすぐ見れなくなる白鳥の舞う風景を少し。
アジサイは昔から日本にある花。今は鑑賞用に造られたオシャレなアジサイもたくさんあるが、森にあるのは素朴な姿。
美しかった色も失って、天然のドライフラワーのような姿。じっと観察すると、これがなかなか美しい。
冷たい風を受けながら、カラカラに乾いて、それでも立っているアジサイ。冬だからこそ、カタチの美しさに気づいたりする。
教室の中には、黒板を向いて小さい机と椅子が並んでいる。ここに座っていたわけではないのに、なぜか懐かしい気持ちになる。
誰もいないひっそりとした古い校舎。忘れ物を取りに、ひとりで日曜日の学校に来たような気分になる。
カメラを持ってキョロキョロしながら歩いていると、いつの間にか寒さを忘れている。顔に当たる冷たい風も心地よく思えてきたり。不思議だ。
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